テーマはリーダーシップで、講師は中小企業診断士であり、以前はニチメン(現在の双日)で長く勤務されていた井村先生でした。参加者は経営者の方々3名、テレビ局や福祉分野で働く方々で、リーダーシップについてのワークを行いました。
◇ 私の考える「リーダーシップ」とは以下のような要素です。
- 部下が自発的に活躍できる環境を提供すること
- チームを鼓舞すること
- 上手なプレゼンテーションスキルを持つこと
◇ 参加者の皆さんからは以下のような意見が出されました。
- みんなから頼られる存在であること
- 意思決定が迅速であること
- 他のメンバーを支えること
- 誠実さや責任感、適切な行動を持つこと
- 部下の能力を向上させること
- 迷った時にはっきりと伝えることができること
- 感謝の気持ちを持つこと
特に「サーバント・リーダーシップ」というスタイルが注目されました。これは部下を支えることに重点を置き、強制力で引っ張るのではなく、奉仕して導くスタイルのリーダーシップです。
討論の結果、私たちは「理念をしっかり持つために仲間を支える」という考えに至りました。
◇ 理想的なリーダー像については、私の意見としては以下のようなものです。
- そのリーダーのために尽力できるような魅力を持つこと
- 一緒に働きたいと思わせること
- 信頼関係を築けるような存在であること
◇ 参加者の皆さんからは以下のような意見が出されました
- 感謝の気持ちを伝えてくれること
- 成長させてくれること
- 夢やワクワク感を与えてくれること
- 何か世話をしてあげたくなる存在であること
- トイレ掃除を率先して行うこと
井村先生は、「人の役に立つことが惜しみなくできること」という点を強調されました。他人のために尽力することに抵抗を感じず、利他の精神を持って行動する。その動機は金銭的な利益ではなく、他人が幸せになることによって得られるワクワク感です。結果的に、他人の幸福が会社の利益につながるのだと、井村先生は述べられました。
また、井村先生は「みんなと一緒にトイレ掃除をしている会社はいい会社になっている。いい業績につながっている。」ともおっしゃいました。このような取り組みは、組織内で協力し合い、責任感を持つ姿勢を醸成する一環として重要である。
今回の内容は私にとって、会場で生の声を聴くことができ、非常に貴重なものでした。利他の精神や他人の役に立つこと、幸福度の向上など、これからの人生で少しでも取り入れられるように日々精進ですね。感謝。